では、代わりに何をテストすればよいでしょうか。MailerLiteでは、下書きを複製し、通常のキャンペーンとして自分宛てに送信することを推奨しています。これは、Email Spam Testerを使用するうえでも最も確実な方法です。
通常のキャンペーン、受信者グループ1つ
まずテスト用アドレスが必要です。ホームページでアカウント登録なしで無料発行できます。有効期間は1時間で、1通のメッセージを受信できます。
- Subscribers > Groups に移動し、Create group をクリックします。「スパムテスト」などの名前を付けます。
- そのグループにテスト用アドレスを追加します。受信先テストを選択した場合は、各プロバイダーの受信トレイ用アドレスも追加します。
- 下書きのキャンペーンを複製します。
- Select recipients で、新しいグループだけを選択します。
- 送信します。
レポートには10点満点と100点満点のスコアが表示され、すべてのチェックが認証、インフラストラクチャ、スパムエンジン、コンテンツ、一括送信者ルール、推奨事項に分類されます。その下には短い修正計画があります。各修正には、必要な場合はコピーできるDNSレコードと、その修正で改善する点数が表示されます。この点数は、関連するチェックによって現在差し引かれている点数であり、推測値ではありません。レポート内に不明なチェック名がある場合は、ドキュメントで各チェックの説明を確認できます。
受信先テストによって件名に追加されたマーカーは変更しないでください。これにより、Gmail、Outlook、Yahooなどのプロバイダーで、キャンペーンが受信トレイ、スパム、またはPromotionsなどのタブのどこに届いたかが表示されます。自分の受信トレイだけを見るよりも、「スパムに振り分けられるか」をはるかに正確に確認できます。テスト後は、グループからテスト用アドレスを削除します。
GmailまたはYahooのアドレスから送信する場合
無料アドレスを送信者として使用している場合、MailerLiteはそのアドレスをそのまま使用せず、MailerLiteのサブドメインを追加します。たとえば、john@yahoo.comはjohn.yahoo.com@send.mailerlite.euのようなアドレスで送信されます。購読者が50,000人を超えるアカウントでは、この書き換えは行われません。
このアドレスはレポートのHeadersタブに表示され、認証結果には所有しているドメインではなく、MailerLiteのドメインについての情報が表示されます。MailerLiteによると、無料ドメインの送信者はスパムフォルダーや迷惑メールフォルダーに振り分けられるリスクが高く、この場合はメールの内容を変更するのではなく、独自ドメインの送信者アドレスを使用する必要があります。MailerLiteのキャンペーンガイドでは、会社のドメインで自分の名前を使用することを推奨しており、例としてyourname@yourcompany.comを挙げています。また、no-replyアドレスは使用しないよう勧めています。
送信者と同じくらい、リスト自体も重要です。MailerLiteのスパム対策ポリシーでは、アカウントがリスクにさらされる基準として、スパム報告率が0.2%超、バウンス率が5%超、配信停止率が1%超、または開封率が3%未満と定めています。
独自ドメイン: 3つのレコードとアライメント
独自ドメインでは、MailerLiteの認証は必須です。新規アカウントが認証なしで送信できるのは、14日間の試用期間中のみです。設定手順はAccount settings > Domains > Add domainです。その後、認証ガイドに従って認証します。提携しているDNSプロバイダーでは自動設定できます。それ以外の場合は、次の3つのレコードを手動で追加します。
- DKIM、
litesrv._domainkeyに設定し、litesrv._domainkey.mlsend.comを参照するCNAME。 - SPF、ルートに設定するTXTレコード。例は
v=spf1 a mx include:_spf.mlsend.com ~allです(正確な値はアカウントからコピーしてください)。 - ドメイン確認用のTXTレコード。
値の例です。実際の値はアカウントからコピーしてください。
| 名前 | タイプ | 値 | 用途 | コピー |
|---|---|---|---|---|
| litesrv. | CNAME | litesrv. | DKIM。一部のDNSホストでは、参照先の末尾にドットが必要です。 | |
| yourdomain. | TXT | v= | SPF。既存のSPFレコードにincludeを統合します。 | |
| yourdomain. | TXT | アカウントに表示される値 | ドメイン確認。 |
MailerLiteでは値が完全に一致している必要があり、MailerLite側で値を編集することはできません。事前に対処すべき問題が2つあります。すでにSPFレコードがある場合は、2つ目を追加しないでください。2つのSPFレコードがあると認証が完全に失敗するため、既存のレコードにincludeを統合します。また、一部のDNSホストは入力内容にドメインを自動追加するため、DKIMの参照先では末尾にドットが必要です(litesrv._domainkey.mlsend.com.)。DKIMチェッカー(セレクターはlitesrv)とSPFチェッカーを使用すると、すべて正しく名前解決されるか確認できます。複数のサービスのincludeによってSPFレコードが長くなっている場合、チェッカーは上限10回に対するDNSルックアップ数も計算します。上限を超えたレコードを短くする方法は、こちらのページで確認できます。
次に、ドメインアライメントがあります。これは独立した任意の手順ですが、MailerLiteは強く推奨しています。A、MX、TXTレコードを持つサブドメインが追加され、MailerLiteはそれをヘッダーとトラッキング対象リンクに使用します。送信後にアライメントを無効にすると、以前のキャンペーン内のリンクが機能しなくなります。
DMARCは自分で設定します
MailerLiteはDMARCレコードを作成しません。v=DMARC1; p=none; rua=mailto:dmarc@yourdomain.comを提案しており、約5,000通以上のメールを送信する場合に設定を推奨しています。レポートでは送信量に関係なくDMARCをチェックするため、リストが300件でもレコードがないと減点されます。DMARCチェッカーでは公開されている内容を確認でき、こちらの解説では3つのレコードの関係を説明しています。
実際のキャンペーンの配信停止ヘッダー
実際のキャンペーンでは、MailerLiteはデフォルトでList-Unsubscribeとワンクリック配信停止を含め、フッターにも配信停止リンクを追加します。レポート内の2つの配信停止チェックは、どちらも合格するはずです。合格しない場合は、テストではなく通常のキャンペーンを送信したことを確認してください。MailerLiteによると、ヘッダーが存在していてもGmailに配信停止ボタンが表示されないことがありますが、レポートはヘッダー自体を読み取ります。
よくある質問
MailerLiteのテストメールが迷惑メールに振り分けられるのはなぜですか?
MailerLiteは、件名の[TEST]ラベルが原因だと説明しています。また、テストメールにはList-Unsubscribeヘッダーがありません。代わりに、1人だけのグループへキャンペーンを送信してテストしてください。
GmailアドレスからMailerLite経由で送信できますか?
送信できます。ただし、購読者が50,000人未満の場合、MailerLiteは送信元をsend.mailerlite.euアドレスに書き換えます。また、MailerLiteのドキュメントでは、無料ドメインの送信者は迷惑メールに振り分けられるリスクが高いと説明されています。独自ドメインを使用すれば書き換えを回避できますが、14日間の試用期間終了後は認証が必要です。
認証に加えてドメインアライメントも必要ですか?
MailerLiteによると、アライメントは必須ではありませんが、強く推奨されています。MailerLiteがヘッダーとトラッキング対象リンクに使用するサブドメインに、A、MX、TXTレコードを追加します。これを使用して送信した後は有効のままにしてください。無効にすると、それらのキャンペーン内のリンクが機能しなくなります。
MailerLiteのDKIMセレクターは何ですか?
litesrvです。このレコードは、ドメイン上のlitesrv._domainkeyに設定するCNAMEで、litesrv._domainkey.mlsend.comを参照します。
テストは無料ですか?
はい。最初の100,000件のレポートは、アカウントなしですべての利用者が無料で使用できます。その後も、IPアドレスごとに1日5件のテストを無料で使用できます。